2014年4月4日金曜日

PG53 プライド

ネリー・オルソンは三人の女性を基に創られた創造上の人物なのはよく知られています。その一人にステラ・ギルバートがいます。「この楽しき日々」でアルマンゾとローラたちと馬車のドライブに行ったネリーは、ステラ・ギルバートがモデルになっています。

「パイオニア・ガール」によれば、ステラが馬車のドライブに来るようになったのは、家事を任されて朝から晩まで働いているステラに同情したアルマンゾが、息抜きにと誘ったからとなっています。
ローラは、病気で一日中、ベッドで横になっていたステラが、夜になると元気になってダンスへ行くのを知っていましたが、自分が口を出すべきではないと反対はしませんでした。

でも、何度かドライブに行くうちに、彼女のふるまいに我慢できなくなったローラは、来週も皆でドライブに行こうと言うアルマンゾに、二人のうちどちらを選ぶか決断を迫ります。

「ネリーをドライブに連れて行きたいならそうしてください。でも、私を迎えにこなくてけっこうよ。おやすみなさい」
そういうと静かに家に入ってドアを閉めました。「この楽しき日々」

「パイオニア・ガール」でもほぼ同じように書かれています。「私とネリーとどちらを選ぶの?」なんて迫らないところがいい。こんな風にプライドを保てるローラはかっこいいです。アルマンゾがローラを選んだのも、そんなところに惹かれたのかもしれません。