2013年12月1日日曜日

PG3 ヒョウと黒人医師

「大草原の小さな家」には、夜中にスコットさんの家から悲鳴が聞こえたのでとうさんが心配になって様子を見に行くと、実はヒョウの鳴き声だったという話があります。「パイオニア・ガール」では、スコットさんではなく別の人でした。

「大草原の小さな家」では家族が病気になった時、タン先生という黒人の医師にみてもらいました。ローラはタン先生を温かなお医者さまのように描いていますが、 「パイオニア・ガール」では黒人をはじめてだったのでローラは怖かったようです。

実在のインガルスの聖書には、キャリーがカンザスで生まれたと記されています。「パイオニア・ガール」によれば、キャリーを取り上げたのは、黒人の医師とその女性でした。ゾカートの「ローラ・愛の物語」」にもあるように、キャリーの生まれた日、とうさんとローラとメアリーは朝からインディアンのキャンプに行っていて、二人は持ち帰ったきれいなかざり玉で赤ちゃんのために首飾りを作ってあげました。


福音館書店の「大草原の小さな家」には、 ローラとメアリーが、別々に首飾りを作っているイラストがあります。 講談社の小さな家の翻訳家 の方と話していたら、 「あれは間違い。二人は一つの首飾りを一緒に作っていたはず」 とおしゃっていました。 原書を読むとはっきりするけど、私もそう思います。プラムクリークの村のパーティーのイラストでも、ローラは裸足のはずなのに靴を履いていたりして、 ガース・ウィリアムズのイラスト
にはいくつかポカがあるけど、 やっぱりこの人のイラストはあったかくて好きです。


それにしても、とうさんは隣人のために一人で真夜中に駆けつけるなんて、 もしものことがあったらとは 思わなかったのかなあ〜? と思います。  まあ、そういうところが格好いいといえばいいんですけど。でも、かあさんは穏やかではいられなかっただろうし、家族が遺されたとしたら死活問題だから、無責任といえば無責任かもしれない。