2013年11月23日土曜日

PG1 カンザスの料理用ストーブ


「大草原の小さな家」では、カンザスの丸太小屋でかあさんは、暖炉で煮炊きをしています。十九世紀の開拓記念館の暖炉で料理したことありますが、ロマンチックなんてもんじゃない。すっごく大変で、料理用ストーブの方が何倍も楽です。だから、「大きな森」では料理用ストーブがあったのに、カンザスでは時代をさかのぼった生活に逆戻りして、文明好きのかあさんは不満だっただろうなと思っていました。でも、「パイオニア・ガール」によると、とうさんはインデペンデンスにガラス窓を買いに行った時に、ストーブも買って帰っています。さすがとうさん! 料理用ストーブって重たくて、運ぶだけでもひと苦労なのに。
それにしても、そのストーブ、カンザスを去る時にどうしたのでしょう? けっこう高い買い物だったと思いますが。

「大草原の小さな家」の初版は、カンザスの大草原には、「野生の動物たちが気ままに歩き回っていて、人(people)は一人も住んでいなかった、インディアンだけがいた」となっています。刊行から二十年近く経ってから「インディアンは人間ではないのですか?」とクレームがついて、「人」が「移住者」(settlers) に書き直されました。ワイルダーも非を認めています。
「パイオニア・ガール」でも初版の「大草原の小さな家」と同じように描かれています。